和歌山 加太で船カワハギに挑戦

淡路観光ホテルで船タチウオを体験して以来、年に1回は船釣りに行きたいなぁと思っている。

去年は鬼アジを釣りに行ったので、今年はもう一度タチウオに行こうかと思ったが、今年はグーフー先輩が湧いていて切られまくるらしいので様子見しているうちに冬になってしまった。

今年はもういいかなと思っていたが、妻がカワハギを食べたいと言ったので調べるうちに、船カワハギをやってみたくなった。

テクニカルで難しいらしいので坊主もあり得るが、釣れれば食味抜群なので、不安よりも食べたい気持ちが勝った。

子供の誕生日祝いに食べさせてやろうと、有給を取り加太の三邦丸でカワハギ午後便を予約した。

釣座抽選 12:15ということで、9時前に出発。平日の日中なので所々渋滞があり、思ったより時間がかかった。

和歌山インターを降りてマルニシでアサリを買い12時前に到着。

駐車場が空いてなくオロオロしたが、何とか受付と釣座抽選と駐車を終わらせた。

一息つく間もなく船に乗り出港。

満員ですごく狭い。

おまかせでお願いし、18番になった。

周りの人は竿を2本も3本も持ち込んでいるような人ばかり。

満員でバケツが足りないらしいことを抽選の時に言っていたが、案の定バケツは無かった。

大丈夫だろうか、と心配になりながらアサリの準備をする。

出港して10分もしないうちにプッとブザーが鳴り、一斉に始まった。

キョロキョロして周りの釣り方を見てみると、そんなにアクションさせていない。

底を取って緩めて少し置いていると、ブブブッと当たりが。

何度かエサを取られたりしながらいろいろ試していると、底で緩めて置いておくのが一番反応があった。

当たりがあったのでyoutubeで勉強したとおり合わせを入れずに竿全体をゆっくり上げるようにすると、竿がブブブッと揺れ続ける。

巻き上げてみると、小さいけどカワハギだ!

やったー!坊主回避〜

プッとブザーが鳴った後、なぜか一度港に戻った。

忘れ物を取りに行ったのか何かで再度出港し、今度は少し走った。

プッと鳴って落とすと当たりがあり、また小さいのが釣れた。

その後は当たりも無くなりただ糸を垂らす状態に。

プッと鳴って移動。

何ヶ所も移動していくが、周りを見る限り釣れていない。

残念ながら今日は渋い日のようだ。

移動してプッと鳴った直後が一番チャンスがあるのでそのタイミングに精力を注ぐことにした。

底を取って緩めて置いておくために少しずつ糸を出していくと、さすがにオマツリするのでそこそこにしつつも、できるだけ緩めて漂わす感じにする。

この辺で釣っていた

移動を繰り返し作業化を感じてきた頃に、すごい引きがあった。

バラさないよう慎重に巻いて上げると、デカいのがついてる!!

泳ぎ回ったのか右隣の人と右隣の隣の人とマツってる!

何とか魚を取り込みオマツリを解いてもらうと、安堵と共に喜びが湧き上がってくる。

くーーーーーーっっ!

その後2匹目を狙って攻めてみるも、根がかりでまともな仕掛けがなくなってしまった。

エサもなくなり集中力もなくなっていたのでラスト流しの1つ前で納竿した。

きれいな夕焼けの中納竿

初めてで、貸竿で、小さいけど8匹釣れたので良しとした。

少なくとも右隣のおっちゃんよりは釣りましたから〜

加太の大波止

帰港中に左隣のおっちゃんと少し話したところによると、

・大きいのと小さいのを釣り分けているわけではなく、たまたま。
・大きい方が当たりが小さい。
・小さい当たりを拾うために先調子の感度の高い竿が必要になる。
・前に30cmのサンバソウを釣ったが、めちゃくちゃうまかった。20cm位のやつが釣れることはあるが、30cmはなかなか釣れない。
・にいちゃん貸竿でようけ釣っててすごいやん (→えっへん!)

[本日の釣果]
カワハギ 16〜26cm 8匹
ガシラ 20cm 1匹
ベラ 15cm 1匹

刺身と薄皮の湯引

肝は肝醤油と肝ポンズでいただきました。

血が抜け切っていないやつがあったので臭いかと心配したが、臭くなく大好評だった。

子供は肝無理かなぁと思っていたが、肝ポンズがおいしいとモリモリ食べていたのでうれしかった。

肝あえ

ガシラとベラは一夜干しに。塩がつよすぎた。。

兜焼き? 塩加減いい塩梅で非常に美味。

ガシラとベラが辛過ぎたのでお茶漬けでいただいた。出汁も出て美味に変身!

カワハギのアラと頭を味噌汁に。

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